ボルテックス的総集編2(5月16〜17日)

ボルテックス的総集編1の続きです

注 かなり長いです

最終出発の朝までかかってしまいましたがなんとか手荷物で持ち込むパーツを製作して
工具など持って行く物を用意始めました

カナード、Tシャツ、カタログ、パソコン、カメラ、充電器、工具・・・

一度家へ戻りシャワーだけ浴びて最小の着替え分だけ用意し再び会社へ

用意したバッケージに荷物を詰め込もうとしたら

まったく収まりません・・汗

急きょ近くのショッピングセンターへ走り、大きなバッケージを買いに走り
頼んでいたで出張用のパソコンも電機屋さんに取りに行って

再度バッケージへの収納と格闘し、予定の2割ぐらいはこのとき置いていく事にしました
(このときいつも使っているパソコンを置いて行くという勇気ある決断はやはり不便でした)

持って行くウイングの方も、まともに組み立ててしまうとかさばるので、仮組み確認後ばらして
なるべくコンパクトに箱に収めました

そうこうしていると鈴鹿を出発する時間をすでに2時間ほどオーバーし、バスの関係で4時間も
前に空港に到着する予定の赤池さんのこまった顔が目に浮かびますm(__)m

これから1週間も出張と言うのにチビの顔もゆっくり見る事も出来ず
超重たくなった荷物とウイングをかかえて急いで電車に乗りました

出発駅の白子駅の階段で重たい荷物のため腕のすじを痛めてしまい
なかなか、出だし好調のようです

シートに座り新調したパソコンが使えるか試してみるとやはり思うようには行きません
「やっぱりね」と思いながら名古屋までウトウトしました

名古屋から新幹線で品川、成田エクスプレスで空港に到着しましたそこで

赤池さん、山田さんと合流してJALのカウンターへ向かい、あきらかに荷物超過している

自分の荷物対策として3人分で計算してもらい、なんとかクリアしました
搭乗口まで行くとすでに良い時間になっていましたので

インプ号のメンバーキャロッセさん、東名さんはすでに待機していました
初めてお会いする方とごあいさつさせて頂き、しばらくして機内に乗り込みました

今日の便はわりと空席があって、旅慣れた山田さんのシート割りのおかげで3人ともうまいこと
3人掛けシートを広く使えるようになっていました、これが自分にはありがたく横になって
睡眠がとれました

機内でそれは良かったのですが・・

通路をはさんで隣の赤池さんは家からの道中、空港でのたっぷりの待ち時間の間に
だいぶお酒が入って空港で合流したときにはすでに出来上がっていました

機内でも飲み物が出されるとウイスキーとビールを両方テーブルにならべて  、飲み始めました
機内食が出されるころだったか「隣の酔っぱらい」はとうとうウイスキーをこぼしてしまい

「すいません!ごめんなさい!」とか言ってスッチーにおしぼりをもらって慌てていました(笑)

そうすると機内はウイスキーの匂いがプンプンしはじめ、お酒のまったくダメな自分はスナックにでも居るかのように頭がガンガンしてきました、まぁそれでも寝れましたが(笑)

時間はありましたので、タイミングを見て山田さんと今回のサイバー号の
空力部分の変更箇所とコンセプトの説明

チームサイバーのメンバーはそれぞれ、かかわり方もスタンスも違いますし、均等に親しいわけでも
ありませんが、同じ目的を共有していることは間違いないので、ドライバーとしてみなさんに声を
かけて頂けるようにお願いしました


9時間のフライトは割とすぐに過ぎ、道中大した揺れもなく無事に到着しました

バッケージを受け取り、サーフィンボードなどの別サイズのものは出てくる所が違いますので
少し探しましたが、難なく発見

その間まったく旅慣れていない赤池さんとはぐれてしまいましたが
自分よりは英語が解るだろうと出口で待つ事にして

通関へ向かいます、どう見ても自分の抱えている荷物はただの観光者に見えませんので
どう説明したら良いか考えていました・・・

案の定検査の厳しそうな列に回され、並んでいると、係の方が「これは何か?」と聞いてきましたので

ハンドルを持つしぐさで説明すると

「モーターレーシング?」

 ピンポン!

ゼスチャー・クイズ・チャンピオン並みに理解してもらい、再び検査の軽そうな列へ回され難なくパス!

はれてオーストラリアに入国しました、昔イギリスに行った時は個室に連れて行かれ
お茶まで出て来てあぶなく強制送還になりそうでしたからね(笑)

外へ出るとみなさん何となく集まっていましたがやはり赤池さんは出てきていませんでした
怪しい電子機器をカバンにたくさん入っているだろうからテロか何かの疑いで
引っかかって居るのかもしれません

まぁやりようも無いので、その間レンタカー会社のカウンターを探しに行きました

キャロッセさんで1台、東名さんで1台、ボルテックスで1台レンタカーを借りました
自分はそこで失敗したのが他の運転者を記入するのを忘れてしまい、後々不便と

搭乗者に恐怖の居眠り運転をご披露する事に・・(その話は後で)

赤池さんも入国カードの記入忘れだけで遅れたようで
無事に合流して荷物を レンタカーに積み込みました

後は時間差でマレーシアから今回キャロッセさんの助っ人メカニックが来られるのを
待つだけと思いきや

レンタカーのオプションで借りたポータブルナビが壊れています

待ち時間の間に再びレンタカー会社のカウンターへ行き交換してもらいました
(もっとも最後まで使い方が解らなかったのであまり意味はありませんでした)

海外にありがちな問題がジャブのように来ますがこの位は想定内です(笑)

メカニックさんとも元気に合流出来て東名さんの車を先頭に3台で出発です!

運転は過去にオーストラリアで運転したこともあり基本的に日本と変わらないので問題ない
のですが、何処を走っているのか把握していませんのではぐれたら面倒なので
必死でついて行きました

だいたいサーキットまで空港から1時間ぐらいの位置にありますので

向かっている先のハイオクタンレーシングまでは1時間以内の移動という事だけは想像できます
ただその時自分はまだ、機内でのウイスキーこぼし事件の後遺症で

まだ、頭が痛く車酔い状態で、いつゲロってもいいようにビニール袋を片手に運転していました
(ヤバかったです )

幸運にも、もう無理かと思っていた所で朝飯にしようと言うことでエスニックファーストフードに
立ち寄りました、はじめはとても食べる気はしませんでしたが

徐々に回復してきましたので、無難そうな物をオーダーして食べました

それが思ったよりも食べれましたので食べ終わった頃には復活していました(良かった)

元気になった所で再出発して先に空輸した荷物をあずかってもらっているハイオクタンレーシング
さんへ向かいます


わりと近くまで来ていたようですぐに到着し、お礼を行って荷物を受取りいよいよサーキットへ
向かいます


道中のハイウェイの看板に今回のイベントが出ています、やはりモータースポーツの文化
のポジションが日本とは違う事を空港の税関のところにしろ、感じることが出来ますね
(気のせいかな?)

サーキットに到着すると必要十分な設備がありそうなパドックに安心し、すでに今回の
優勝候補の一台のシェラシェラチームは車を上げて整備をしていました

また、エンジン担当は元XSのエリックさんが担当しており、今回は
ライバルとして楽しい時を過ごせそうです

さらに今回の主催者であるハイオクタンレーシングの会長イアンさんもいましたので
ひとしきりご挨拶だけして作業にとりかかりました


すでにインプ号のコンテナは到着しており、まだイベントが始まっているわけではありませんので
必要な物だけ取り出して、まずは整備が出来る状態を作るところから始めます


まずは電源が日本と違うため工作ツールはエアーの物をメインに用意して、掃除機、電動工具は
現地調達と決めていましたので、エアーラインの接続口の確認から始めます

前回のアメリカでもキャロッセさんはこれをクリアにしていましたのでここはお任せしました
ひとしきり車と機材が出たところで近くのホームセンターへ現地調達品の買い出しに
向かいました

東名のアレンさんは元ハイオクタンレーシングで働いていた事もあり、主催者側との
間でかなり大変な思いをしていましたが自分たちにとっては、何気に移動出来ているのも

すべて彼の能力あっての事で、こう行った日本では当たり前のような事が
海外では実は一番大変ですので、ほんとうに助かります(感謝)

ホームセンターは以前遠征先で行ったアメリカの会社と同じだったのかレイアウトが同じようで
少し勝手が予測出来て買い物も楽でした

そこで買った物は掃除機、テーブル、イス、缶スプレー(黒)、ジグソー、ほかでした

その日はサーキットが5時でクローズとの事で戻ってかたずけをした時点で
終了となりました



もし、日本で自分が聞いていたスケジュールだったら明日から走る予定だったので
間に合っていませんでしたが、いつ変わったのか知りませんが明日も
走行準備日と言う事なので・・良しとしました

ホテルはわりと近くで約20分ぐらいのところにありました

チェックインで予約の確認で問題が多発しているようでしたが、自分と赤池さんは自費なので
問題無いかと思いきや

日本の感覚では何日までは宿泊日をさしますが
どうもこちらの感覚ではチェックアウトの日だそうで1日日数が足りていませんが
修正でOKでした(セーフ!)

招待枠のメンバーは途中いったん別のホテルに泊まるようになるとかならないとか・・

まぁ今日はみなさん寝るところはありますので安心して食事にしましょうという事で
部屋に荷物を置いてから

隣のレストランへ向かいました



赤池さんの強い要望でシーフード盛りを2人分と言う事でオーダーし、とりあえず大した問題もなく
初日を終わらすことが出来たのでお疲れ様という事でみなさんで乾杯しました


その後滞在期間中のビールやちょっとした食料品をさがしに近くのフードコートまでお買い物に
出かけました


部屋に戻り、赤池さんにインターネットを接続してもらい、
なんとか画像だけでもとブログにアップしようと しましたが途中で挫折

長かったここまでの道のりに一息し、また明日からは本番にむけての仕事が始まる
決意もそこそこに爆睡しました

朝早起きして昨晩挫折したブログを更新して2日目を出発しました

ボルテックス的総集編3へつづく

関連情報URL : http://www.superlap.com.au/