空力活用の基本とグランドフェクト

空力の活用の基本

1高速走行の安定

車を持ち上げようとする要因を軽減、意外と軽視されがちだが
特に最高速付近ではむしろこちらの方の要因を重視

2タイヤの面圧をダウンフォースにより上げて
路面とタイヤの摩擦力を上げる
これによりブレーキ、コーナーリング時等のの性能を向上させる
あたりまえですね

話は飛んで

グランドフェクトを限界近くで活用するには

無くても走れる物なのでなるべく軽くなる工法で重量対効果を考える

効果がタイヤの面圧になるだけの剛性が必要
特に路面とぎりぎりで使用するなら剛性が無いとセッティングに反応しない

フロントが軽い車両は空力パーツのオーバーハングを1m以内にしないと敏感過ぎて危険
逆に重たい車は効果が重量で緩和されてシビアに出ないぶん攻められる

地面とのクリアランスは基本的に若干前下がり1mで5mm上げぐらいは確保したい

ディフェーザー等の跳ね上げ角度は15度以内で13度ぐらいが無難かも

空気は良く出せば良く流れるので効果が変わるというか
出なければ見ためほど効果が出ない
前下がりの下面にする理由も同様の意味

応用

抜けて行くエアーの量が決まっているのなら入るを考える事も必要
入るよりも出るが少なければリフトする

上手く行くと

バランスの良いダウンフォースにより姿勢が安定してロードクリアランスをつめられる
よってタイヤの磨耗が健全でかつグリップ力が上がりしかも持続する

注意点

ある程度の車高があっても何かの条件(ブレーキやバンプ)で瞬間的に
ダウンフォースが大きく出ているものなので
取り付けはしっかり

とくにフロント先端部は想像以上に脱落しやすい

ざっとこんな事を考えながらアタック号の構想をすると良いかもです
独学なんで参考程度にしてください