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アーカイブ : 2010年3月

実験その5

サイバー号の特徴のようなこの特大カナードですが、実は2枚ついていなくても
1枚と大して変わら無いのでは?

とは思いませんでしたが

一応確認しました、テストは上だけ、下だけのテストをしました、はずして走る事はないと思いましたので
「無し」は確認しませんでした(やっておいても良かったな)

まずは下側のみの結果は

フロント ー3.5 リヤ +0.2  ドラッグ ー1.2

つづいて上側のみ

フロント -4.5  リヤ +1.8  ドラッグ -1.2

という結果でした、どちらかと言うと上側単体の方が仕事をしているようですが、

どちらも逆に考えればドラッグのわりにダウンフォースが出ていますので効率はよいアイテム
だと考えていいと思います

採用判断の基準はドラッグよりもダウンフォースが多く出ていて、なおかつ
サイバー号は意外と性能が良いのでドラッグの倍以上はダウンフォースが出るものでないと
採用されません、つまり

L/D=2以上

サイバー号はおおよそ2.5なので、出来れば3ぐらいの効果が出ない物は
高速域で性能を悪化していますのでオーストラリア対策としてはあまり採用するものではないと考えます

余談ですが、筑波は最高速が重要でないためアイテム効果と重量の関係が大事です
約10kg重くなると0.1秒は遅くなりますのでその辺の効率が重要です
つまり10kg重くなるアイテムなら0.2秒は速くなるもの又は軽量化も有効になります

ちなみに一般的な高性能乗用車はゼロリフトなので 「マイナス〜0」

  F-1はおおよそ「3」と本に書いてありました
  ルマンカーで「4」ぐらいらしい

参考までに

もうひとつカナードで気になっている事がありまして・・・

それは画像を見て頂くと毛糸がはげしく回転している場所があります、教授にお聞きしたところ
「決して悪いことではないが使いよう」との事

明日はそのテストの御報告です

実験その4

エンジンフードの後ろ側と言うかワイパーのあるところを昔よく持ち上げて
熱気ぬきをしている車がありましたが最近はあまり見なくなりました

はたして実際はどうなのか?もやもやしていましたのでこれも確認しました(あくまでサイバー号に話ね)

僕のイメージではエンジンフードからぬけたエアーがフロントガラスをつたわってきれいにエンジンルームの
熱気を排出出来ると思っていました、ところが実際は確認のためにつけられた毛糸はばらばらに動き
場所によっては吸い込まれていました・・

どうりで、このポイントにウエザーストリップ(ゴムシール)が付いているのか?
やっと意味を理解しました・・

数値から現行と比較するとウエザーストリップアリと無しでは数値に変化はありませんでしたが
更に画像のようにその部分のプラスチックパーツをはずすと全てにおいて
数値は悪化しました(傾向の確認のため)

現時点での結論ではここからエアーを抜くのは、他の理由からもよくないって事が解りました。

次回はあのでっかいカナードは2枚ついているけど、ほんとうは1枚でも効果はたいして
変わらないんじゃないか?のテストのレポートです

エボ10



少し小ぶりながら保安基準内の無理のないデザインが良い感じです

実験その3

まさかエボ9のリヤバンパーが本当にディフェーザーの役割をしていると思っている人は少ないと思いますが
逆に抵抗になっているかもと思う人はけっこういると思いますので確認してみました

結果は・・・

「ほとんど変わらない」でした(笑)

次回はまたフロント側に戻り
「エンジンフードの後ろ側というかフロントガラスの所からエアーを抜けるようにしたらどうなるのか?」

の結果です

風洞実験その2

カッコ良い悪いは置いといてこの形の
狙いはグリルへのエアーの制限とエンジンフードの先端が横から見ると
見ようによってはとがったくちばしのようでリフトの要因な気がしました

今回はインタークーラーのエアーの流れと同時にダウンフォースとドラッグの変化も観てみました
はたして結果はどうだったでしょうか?

数値は非公開とさせて頂き変化の数値を公表します

インタークーラー8.3%向上

フロント1.5%  リヤ 4.5%  ドラッグ 0

面白い結果が出ましたねインタークーラーは良く仕事を出来るようになりました
これは「その1」でテストしたインタークーラー裏面の圧力が弱くなりその分良くエアーが
流れるようになったと思われます

ダウンフォースは予想に反してリヤの変化量が大きかったです、この辺が計ってみないと
解らないところですね以外以外

ドラッグは残念ながら変化なしでした

もしかしたらエボ9よりもエボ8の方がその辺だけを見ると性能が良かったのかも知れませんね
ただ、車の人気は性能だけではない所がまた難しい所でもあります・・

次回は大胆にリヤバンパーをはずしたらどうなる?をレポートします

今回のテストその1


今回のテストではインタークーラーとラジエータのレイアウトの検証を行い

サイバー号のようにインタークーラが前に設置してその後ろにラジエータがあり
しかもその間にグリルからエアーをとりいれている、と言う事はインタークーラーの
後ろ面にもエアーを取り入れている事になっているのは

それでいいのか?仕切りを入れた方がいいのか?このレイアウトのような車はたくさんありますので
知っておく必要があると思っていました

時間の関係で3パターンのテストを行いました、まずは現状把握のために現行をテストし(テスト1)

これを基準に判断しました、測定方法はインタークーラーの前後にファンを設置し
その変化で判断しました

テスト2はインタークーラー後ろ側に完全に仕切りを設けインタークーラーからのエアーはしきった
下側アンダーパネル側へ、グリルからのエアーのみラジエータへのテストを行いました
いちがいには言えませんがインタークーラー後ろ面にも正圧がかかって前からのエアーの
入りを邪魔しているならばこの方がいいのでは?と考えました

テスト3は仕切りを半分にしてグリルからのエアーすべてを半分ラジエータにあてて
ある程度以上ラジエータ後ろ面でもエアーを引っ張っているのであれば下半分はインタークーラーから
ラジエータを通って抜けるレイアウトが適正ではないかと判断しました

さて結果の方はどうだったと思いますか?もちろんいろいろな要因がからんでいますので
ほかをかえたらこの結果も違ってくることは当然あります事はご了承ください

結果は

テスト1現行レイアウト  58 (判断のための数字)

テスト2           42

テスト3           58

この結果を見て仮説をたてると・・・

まずテスト2はあきらかにインタークーラーの効率を落としています、ラジエータ側にもぬけて行って
もらわないと抜けが悪いようです

次にテスト1とテスト3では数字は同じでした、だったら変わらないと判断しても良いのですが
今回サイバー号には水温の問題が無いので特に測定器はつけませんでしたが
ラジエータ側の数字は変わっている可能性が高いです

と言うことは・・グリル側から入ってくるエアーの量は思ったよりも少なく、自分が思っていたよりも
ラジエーター側が引っ張ってくれる量が多い事が解ります
仕切りを半分にしてもインタークーラーを流れる量が変わらないのはそのためかもしれません

結論はインタークーラー裏側とラジエータとを完全にダクトでつなぐのが一番インタークーラーは
仕事をしてくれるのではないかと思います、ただし、それでは水温がきびしくなるようなら

その分グリルからの冷えたエアーを取り込むようにするのが正解なのかもしれません、たぶんね(笑)
ここまで確認したかったな

なにやら小難しい話ですが

用はよくバンパーの開口部を大きくして冷却に・・・は「空力感」であって実際には抜けの部分の要因が大きいと思う方が健全なのかも知れません

また、この判断はサイバー号をより速くするためのテストであって(時速100㌔時)ストリートでの渋滞時などはまったく考慮していませんのでよろしくです

テストその2はグリルの開口部を小さくしたらどうなるのか?のレポートします

一日目

自分は朝だけ設営に参加して後の組み立てはお任せして
エボ10の実験準備のため

一度会社に戻り再びセンサー類の取付の段になって
ふたたび合流しました

当初の予定でした試運転までは行きませんでしたが、明日の朝でなんとか出来そうなように
見えました(ここは詳しくないため)

今日のセンサーの具合で実験内容を具体的に決めなければなりません

頭の中を整理すると・・

調べたい優先順位は

1 チューニングが進むとタービン周りの熱の問題があるそうで、基本的に
 どう解決して行けば良いのか?

 単純にエンジンフードからエアーを入れて解決で良いのか?
 
 そもそもそのエアーは思うように流れてくれているのか?
 
 積極的に入れてリフトの要因にはなっていないのか?
 

 アンダーカバーってはずすとどうなるのか?

 エンジンフードの後ろを持ち上げるとエアーは抜けてリフトは減るのか?

ラジエータ、前後の風速バルクヘッド付近の風速またそれの変化とともに
揚力、抗力、スモークワイヤーでのリヤ周りのエアーの乱れの可視化で判断

 別件、新作のタイプ1sのウイングの翼端まわりはどんな流れ方をして通常のウイングと比べて
 数値はどうなのか

一日だとこんな物かな? くわしくはランエボマガジンにて掲載予定

明日から

この2週間ほどは徹夜続きで風洞実験の準備は実質、前日の1日だけで行いました

それでも今回も測定器に改良を加え、測定レベルは向上させています

大きな物は夕方トラックに積んで、後の物は準備して朝一積み込んで三重大へ向かいます

明日は工場の作業をすべて止めて弊社スタッフと助っ人さんで
測定装置の設営と計測器の動作確認まで行いたいと思います

まだ、完全に準備が整っていませんので早出して残りの準備をします

毎度無理はしないと行えませんが、毎回進歩していますので気分的には楽になって来ています

2010テスト

今回の風洞実験は地道な測定&改良作業にしました

目新しい事をしないとメディアは取材対象にはならないので今回のサイバー号の取材はありません
実際は今からの地道な作業の積み重ねが正味の所なんですがね

そんな事で今回はこのブログで情報を発信しますので興味のある方は楽しみにして下さいね

今回の実験内容は

16日(エボマガ取材アリ)

エボ10

エンジンルーム内と上側、下側を流れるエアーの解析と変更パーツによるタービン回りの
エアーの流れ解析

ボンネットのダクト位置の選定

アンダーパネルがついたスポイラーの測定鈴鹿の実走データーと合せて前後バランスの最適化

17日
サイバー号

インタークーラー等のエアーの流れ解析

リフト、ドラッグの低減 (内容は考え中)

18日

F3内容は不明

こんな感じで行いたいと思います
参加者のみなさまご協力の程よろしくお願いします

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